スマホでの商品撮影がグッと上手くなる! 3つのポイント

突然ですがみなさん、
広報に使用する商品やサービスの写真撮影に苦労されていませんか?

・実物と異なる見た目になってしまう
・自分の影が映り込んでしまう
・なかなか良いショットが撮れない

打ち合わせの際、お客様からこんなお悩みを聞く機会が多いと感じています。

商品撮影をする際、少しの工夫で大きな差をつけることができます。
そこで今回は、誰でも簡単にできる撮影テクニックを3つご紹介します!


お持ちのスマートフォンや一眼レフカメラでお試しください!

目次

1. グリッドを利用してバランスの良い撮影を心がけよう

スマホのカメラアプリや一眼カメラには「グリッド」という、写真をよりバランスよく撮影するための補助線機能があります。まずは、グリッドを表示させましょう!

グリッドを表示させて撮影することで、写真全体の中心やバランス、傾き加減を確認しながら撮影することができるようになります。
グリッドに構図を工夫して、よりプロフェッショナルな写真を目指しましょう。

2. 被写体との距離を適切に保つ

被写体を撮影画面いっぱいに大きく写そうと思い、カメラを被写体に近づけてしまうことはありませんか?
しかし、これはいくつかの問題を引き起こします。

上記のお写真はいかがでしょうか?
商品が歪んで見えたり、撮影時の手や体の影が入ったりしていませんか?
また、よく見ると余分な左右の背景も写ってしまいます。

これらの問題は商品とカメラの距離が近すぎることが原因なのです!カメラを商品に近づけ過ぎることで、商品の形も変形して写ってしまいます。
撮影時は、商品から少し距離を取り、必要に応じてカメラのズーム機能を活用しましょう!
以下は、商品から1メートルほど離れて、ズームを活用して撮影した写真です。

なんということでしょう!

商品からスマホの距離を離して撮影するだけで、こんなに写り方が変わるのです!!!!
※スマホでズーム撮影すると、画質が荒くなってしまうデメリットもあります。
同じ要領で一眼カメラを使用することでより質の高い写真撮影が可能になります。

3. 明るさを調整して撮影する

写真を格段に美しく見せるコツは「明るさ」の調整にあります。例えば、撮影時の環境が暗いと、写りが暗くなる又はジャミジャミと粗い写真になってしまい、後からアプリで加工しようとしても限界がありますよね。
そこで、撮影するタイミングで撮影環境の明るさを意識してみることが大事です!初心者の方でも簡単に試せる、明るさを上手に扱う方法をご紹介します。

自然光を味方につけよう

自然光は、商品写真を撮るときの最高の光源です。部屋の中で撮影する場合、できるだけ窓の近くで撮影しましょう。曇りの日や朝早い時間、夕方など、太陽光が柔らかい時が最適です。商品が自然な色で、より魅力的に映ります。

商品全体に照明を当ててみよう

自然光以外にも、照明をつけることで、簡単に明るさを調節して撮影することもできますね! 今回は、照明を当てて撮影してみました。

商品が見やすくなり、印象もより良くなりましたね。

番外編!写真編集アプリを活用する

余裕がある方は、最後の一手間!
写真編集アプリを活用してみましょう。商品が目立つように画像を切り抜いたり、彩度や明るさを微調整してあげることで、さらに商品写真の見栄えが良くなります。
私がオススメする無料写真編集アプリは、Lightroom(アカウント作成必要)です。無料ながら、プロレベルの編集アプリだと思います!ただ、その分機能が多く最初は分かりずらいので、スマホ純正の写真アプリで加工するだけでも、充分でしょう。

3つの工程を終えた後に、写真編集アプリを活用した写真がこちら。

ポイントを抑えるだけであなたの商品写真が、より良い物になります!

これらのテクニックを学ぶだけで、以下のBefore写真からAfter写真のように様変わりです!

魅力的な写真は、より多くの顧客の興味を引き、売上向上に繋がるはずです。
ぜひ、試してみてくださいね!

デザインやイラスト等にお困りごとがあれば、ゴーアヘッドワークスにお気軽にご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

松見龍のアバター 松見龍 デザイナー

2000年生まれ。岐阜県高山市出身。幼少期、版画家である母親の影響を受け、デザインに触れてきた生活を送る。デザインの専門学校を卒業後、新卒でゴーアヘッドワークス入社。デザインのトレンドに常に関心を持ち、細部にまでこだわり、洗練されたロゴマークのデザインが得意。生粋のカーマニア。

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