今回は、世界中で活躍する企業
株式会社トプコン様(https://www.topcon.co.jp/)
トプコンは最先端のDXソリューションで、医(ヘルスケア)、食(農業)、住(建設)の社会的課題を解決し、
世界の人々の豊かな生活を実現するために挑戦し続けます。
の、キャラクターRe:デザインプロジェクトをさせていただきました。
今回のご依頼は社内で何十年も前につくられて、少しづつ社内・社外で活躍していたキャラクター「アウラ」を改めてブランデイングをしていく為の、キャラクターRe:デザインプロジェクトです。

実際に使われていたキャラクターのデザインデータや、ぬいぐるみや、グッズで使っていたものを改めて見直して、適切な1つのキャラクターに仕上げていく事から始まりました。
まずは、現在地の確認。いろいろな種類のイラストデータを元に、2Dのキャラクターを制作する前に
そもそも、後ろからみた場合、このキャラクターの背面ってどうなってるの?という部分から紐解き
後ろ前、上下左右の3面図を制作。今後の、動画や映像の事も考えて、3Dデータにする作業が始まりました。

ここまで情報を整理ができたら、これを実際に3Dデータで作成し、モデリングをしていきました。
細かい部分を、2Dのデータを修正したり、3Dデータにした修正したりと、繰り返しながら
最終的な完成した、3Dデータに仕上げていきます。

ここまで形ができたら、第一段階の目標はクリア。
さらに、ここから3Dデータで仕上げたものを、再度2Dデータに戻していく作業を進めます。
一度、3Dデータで仕上がったものを、改めて、そのイメージを残したまま
2Dにする方法が、キャラクターの雰囲気を崩さないまま行なっていきました。

元々のコンセプトであり、キャラクターの原点でもあるロゴマークのイメージを
新しい価値観で再度構成をしなおして、3Dデータから2Dデータに変換していきました。
さまざまな工程を進み、時間もかかりながらも、再度このキャクターのコンセプトや設定、ストーリーも盛り込み。
最終的なキャラクターデザインに落とし込んでいきました。


正式な一つのパターンが固まってから、ポーズの種類を制作していきます。
最終的には、キャラクター規定という状態にして、社内・社外で統一して使える(今回は特に海外の支店にも広がるものだったので)わかりやすく情報をまとめました。


このような形で、キャラクターブランデイングを進めさせていただきました。
1、現在あるキャラクターの情報整理、イメージの確認
2、キャラクターを作り込む前に、改めて生まれたストーリーの情報整理
3、情報を集めて、2Dから3Dへのイメージを固める
4、3Dデータになるように、モデリングによるデータ制作
5、着色も含めた3Dデータの完成(今後、動画やメタバース用の動かせるデータ)
6、3Dデータで決まっていった具体的な形を、2Dデータに書き直し
7、固まった2Dデータを、キャラクターに書き直し
8、ベースのキャラクターが出来上がったら、そこからバリエーション案を制作。
9、バリエーションも、ストーリーも含めた、レギュレーションを決定
10、最終全てのデータの納品データを制作して完了
というような形で、10項目の内容を、伴奏型のブランデイングコンサルも踏まえて
少しづつ情報整理や、ストーリーの整理をしていきながら、形にしていきました。
